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 知らズ

 知らず2020

   ~入れない展示~

知らず知らずのうちに文化芸術の灯が消えていくこんなときだからこそ、活動を知ってほしい演り人知らズの企画展。

Date

 2020.5.23sat - 24sun

|Place A

 Web特設ページ

|Place B

 AHAアトリエ・ギャラリー

​展示

今まで、そしてこれから。外出自粛下のギャラリーとWebの2会場での、「入れない」展示。

演り人夜話

公演と共に開催している、クリエイターを交えた語らいの場をweb上で臨時開催。

​参加型企画

Web版演り人夜話で、発言するもよし、見るだけでもよし。一緒に考えてみませんか。

演り人History

演り人知らズの【今まで】と【これから】が一望できます。

 

|What is 演り人知らズ

 

 ‟書き下ろし戯曲+45分+1500円”
以上のルールのもと、今まで10回の上演を行なってきました。テレビドラマサイズの上演時間、毎回定額にし、観客にとって観やすい演劇。そして中編の作品で稽古時間の軽量化、スタッフが対応しやすい、クリエイターにとって創りやすい演劇も目指しています。

 この5月にも11回目の上演を予定していましたが、新型ウイルスの影響で叶わなくなってしまいました。不要不急の名の下で、知らず知らずのうちに文化芸術の灯が消えていく。こんなときだからこそ、活動を知ってもらいたいと企画しました。

製作総指揮 紺野ぶどう

キュレーター|ファシリテーター 藤島えり子(room16)

アシスタントキュレーター|記録 イザワヒロト

当日運営補佐|広報 新谷梨子

Date

 2020.5.23sat - 24sun

 OPEN 13:00

 CLOSE 17:00

|Place A

 Web特設サイト

 知らズ

 知らず2020

 現在の製作の拠点となっているAHAアトリエ・ギャラリーとweb会場の二会場で展開する「知らズ知らず2020~入れない展示~」。両会場共通でパネル展示【What is 演り人知らズ】、そしてAHAアトリエ・ギャラリーではインスタレーション【不在の存在】を展示します。

 【What is 演り人知らズ】では、今までの、そしてこれからの「演り人知らズ」をご紹介。【不在の存在】は、外出自粛下の演り人知らズを体感する「入れない」インスタレーションです。

パネル展示及びインスタレーション「不在の存在」

~入れない展示~

|Place B

 AHAアトリエ・ギャラリー

 名古屋市中村区亀島1-9-10

企画展示

インスタレーション

不在の存在

 AHAアトリエ・ギャラリーの掃き出し窓越しに鑑賞するインスタレーション「不在の存在」を室内から360度ご覧頂けます。

 オンラインだからこそ体感できる「入れない」展示です。

2020年5月23日

撮影:イザワヒロト

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Web版演り人夜話

公演前の水曜日に、観客とクリエイターが語らう場「演り人夜話」。一同に会すことが難しい今、オンラインで語らってみませんか。演り人知らズから3つの質問を投げかけているので、皆さんのお話を聞かせて下さい。

 

参加型企画

誰かのお話にコメントをつけることも可能です。ログインは必須ですが、匿名で参加できますのでお気軽にどうぞ。ちなみにすでにクリエイターの意見も混ざっています。覗くだけももちろんOKです。

演り人夜話
参加型企画

あなたの思う演劇の定義は?

goo辞書では「観客を前に、俳優が舞台で身ぶりやせりふで物語や人物などを形象化し、演じて見せる芸術。舞台装置・照明・音楽など視覚・聴覚上の効果を伴う総合芸術。芝居。劇」とあります。はたしてそれだけでしょうか。

あなたの思う演劇の魅力は?/魅力でないところは?

いいところもよくないところも表裏一体。あなたが魅力でないと思っている部分を魅力だと感じる人もいる、逆も然り。魅力をピンク、魅力でないところをグレーの付箋で挙げてみて下さい。

演劇でしかできないこと/観られないものは何だと思いますか?

唯一無二な部分。コンサートや映画との違いは?改めて考えると意外と難しいかもしれません。そういうことこそ、力を抜いて考えた時にふっと浮かぶかもしれません。

これから

 演り人知らズには野望があります。さまざまな日常のなかに「場」をつくっていき、最終的には47都道府県で365日いつも上演を行なうこと。そう、映画館で映画を観るように舞台作品を観てほしいのです。

 その実現のために、まずは私たちがどういう想いで演り人知らズを開催しているのか、知ってほしかったのです。たとえ今年上演出来なくても、歩みは止めません。その時々の状況に合わせて「場」をつくっていきます。あなたがフラっと立ち寄れる、そんな「場」を。

レパートリー

あっての演り人。

2018

 一般的に多くの新作作品は一度上演されたっきりでその後、陽の目を見ることのないまま忘れられてしまうことも少なくありません。演り人知らズは「レパートリー」という形をとって再演を繰り返します。キャストを変え、演出を変え、場所を変え。その戯曲の可能性を何度も探求していきます。

演り人、始動。

2016

History

 いきなり4作品引っ提げての名阪ツアー。しかも各作品2パターンのキャスティング、計21名の俳優が出演しました。上演期間ももゴールデンウィーク10日間とセミロングラン14公演で設定。地域の枠を越え、キャスティングで戯曲を多角的に見せることが、そのまま「演り人知らズ」の自己紹介として機能しました。加えて8月に京都でも上演。継続的である公演だと提示し、インパクトあるスタートを切りました。
7月
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2017

3月
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6月
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9月
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History
4-5月
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12月
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1月
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2019

2019秋
キズグチ(2019秋)
2月
2020新春
どうせなにもみえない2020新春

2020

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5月
10月
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「場」をつくる。

 「劇場」へ行く、となると身構えてしまう方、そもそも「劇場」に行ったことのない方も少なくないかと思います。演り人知らズはそんなハードルを下げていきたい、映画を観に行くように演劇を観に来てほしい。その思いから今までカフェ、ギャラリー、文化財など…様々なところで上演を行なってきました。「いつでもそこに」皆さんの日常に演劇も寄り添えるように。
 2017年には上演と共に講演会・ワークショップ、グッズの展示、カフェを携えた総合イベント「演り人博覧会」を開催。2019年からは「演り人夜話」と称し、クリエイターと観客が語り合う「場」を設けました。
演り人知らズはこれからも「場」を創ります。演劇が日常のなかにすっと溶け込むような場を。
 正確には本格始動、かもしれません。当初より始動からの2年間は試行実施、つまりお試し期間として設定していました。初めてだらけの企画、やらずに二の足踏むよりはやってブラッシュアップしていこうという計画だったのです。2018年の博覧会で2年の集大成を実現し、それを踏まえ2019年10月、再始動しました。
 大きな変化は、ゲストクリエイターを迎えることと、演劇に限らず「舞台作品」に幅を広げる、ということです。それまで演出はすべて紺野ぶどうが担っていましたが「舞台作品」という枠に広げ、より幅広い「場」をつくるためゲストクリエイターに創作を託し、紺野はプロデュース側に徹することにしました。第一弾は演劇分野からTERUさん、音楽分野からいちろーさん。第二弾にはダンス分野から吉川なの葉さん、第三弾のこの初夏公演には美術分野からツラクモ七瀬さんをお迎えしていました。残念ながら公演は中止となってしまいましたが、今後も幅広い分野の視点から「舞台作品」を創作する場をつくりつづけます。

リニューアル。

 これは演り人知らズのテーマです。演劇なり表現の場はハレとケで言うと「ハレ」と分類されますが、演り人知らズは「ケ」、日常のなかに存在する表現を目指しています。
 本当は今、5月22日(金)~24日(日)の期間で、AHAアトリエギャラリーにて「演り人知らズ」を上演していたはずでしたが昨今の新型ウイルスの影響を鑑みて、中止という判断をしました。 
 いくら新型ウイルスが蔓延し、人々が外に出られない状況であっても、日常はそれぞれ存在します。そんな日常に寄り添う「場」をつくりたかった。それが企画展「知らず知らズ2020」となりました。

いつでもそこに。

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