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葡萄通信

新体制について

April 2, 2018

春爛漫、紺野です。

主に名阪で舞台演出を担う演劇製作者です。はじめましてだったり、お久しぶりですだったり。

 

さて、この度、紺野の企画を製作・運営・実施する新たな体制として

 

オーチャードシステム Orchard System

 

を立ち上げました。

オーチャードとは英語で果樹園のこと。文化芸術は、多様な価値観と出会う機会であるとともに、人々の日常に溶け込み、日々の活動における創造性を刺激します。オーチャードシステムは、私たちの生活する社会を耕し、実をつけるお手伝いをしていきます。そんな演劇表現を活用したまちづくりにおける企画設計を担うオーチャードシステムを簡単にご紹介します。

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日常の延長線上の非日常の創造
日常の延長線上の非日常

2011年より演劇企画集団として活動してきた「Contondo」は2014年に大阪阿倍野区の古民家を一軒丸ごと使って上演した#5『絢爛とか爛漫とか』(作 飯島早苗)にて【日常の延長線上の非日常の創造】を初めて掲げました。

 

いつもの帰り路をフラリと変えてみる。そこで思いがけずミニシアターやギャラリーに出逢う。

そんな日常に地続きのワクワクを創り出すこと。

 

Contondoは、その後の2015-2017を「3ヵ年計画」とし、構成員を増やし、このテーマを団体の運営方針に据えました。大阪市内4会場での約1ヶ月に亘るロングラン上演や上演時間8時間に及ぶ展覧会形式の公演など、テーマに沿った既製戯曲上演を手掛けてきました。

オーチャードシステムもまた、この【日常の延長線上の非日常の創造】を掲げます。いつでも、どこでも、演劇が存在するまちをつくります。

 
3つのレーベル
3つのレーベル

オーチャードシステムは、3つのレーベルを展開します。

 
Contondo

演劇作品の企画製作レーベルです。オーチャードシステム設置を機に団体から企画へと移行しました。【映画や展覧会感覚で演劇を。】をテーマに、日常の延長線上の非日常を実際に創造することを目的とし、紺野ぶどう演出による演劇作品を軸に、本公演としての#(ナンバリング)公演と企画参加公演としてのContondo Numberless Stage(C.N.S.)を製作します。

 
演り人知らズ

レパートリー上演の企画運営レーベルです。2016年に製作委員会形式で短編戯曲継続上演企画として始動。オーチャードシステム設置を機に製作委員会は解体され、運営主体が移行しました。【いつでもそこに演劇がある。】をテーマに、劇作家による書き下ろし戯曲をレパートリー化し、音響・照明設備を使用しないコンパクトなスタイルで、大阪・名古屋・京都・神戸など地域性を越えた上演を重ねています。

 
図(ソウゾウ力活性化事業)

図は、新たな刺激と出逢う企画実施レーベルです。【創造の地図を広げる。】をテーマに、共催事業やトークイベント、ワークショップなど、ソウゾウ(想像/創造)力を刺激する演劇表現を用いて、社会とのつながりを構築するプログラムです。

大切なのは様々な角度から演劇表現に取り組んでいくということ。 オーチャードシステムをどうぞよろしくお願いします。

 

紺野ぶどう

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