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​TERU

2020初夏シーズン

ゲストクリエイター

演り人インタビュー

TERU

『キズグチ』演出

 

​もうちょっとアクティブに、

​暴れてみてもいいんじゃないかな。

 2019年秋-2020新春シーズンにて鮮烈な『キズグチ』を上演した「なんだかんだクレイジー」のTERU氏が、2020初夏シーズンにも登場し再び演出を担います。2019秋の上演を経てのレパートリーに向けて、その思いを伺いました。(聞き手:紺野)

※公演中止について

2020年4月10日付け愛知県緊急事態宣言を受けて、公共施設の休館延長や外出自粛要請などにより、創作活動を安定的に行えない状況であることから、2020初夏シーズン5月公演の製作を中止します。なお、6月公演については取扱検討とします。今後の情報をお待ちください。(2020年4月12日|製作総指揮 紺野ぶどう)

April 12, 2020

TERU

 

―『キズグチ』前回上演(2019秋)を経てのレパートリー上演となります。

 まず前作に大変好評を頂けたことが本当に良かったなと思っていて。初の他の作家の戯曲を使っての演出で、結果的に自分なりの世界観を出すことができたので。演出が独特だから作品によるというのもあるんでしょうけれど、まあできるもんだなとも思ったりして。やった後も他の戯曲使って演出もしてみたいなという意欲も出たりもしたので、すごく良い経験になりました。

キズグチ(2019秋)

キズグチ|2019|AHAアトリエ・ギャラリーにて

 

―斜田章大さんの戯曲と相性が合ったということですか。

 ありがたいことに。もともとの斜田さんの所属する廃墟文藝部の作品自体は自分と方向性が全然違うんですけど、『キズグチ』に関してはひっかかるワードがあったから。自分好みの「血」とか「骨」とか切るという行為とか、そういうものを自分の世界観に昇華させることはしやすかったです。どちらかというとストーリーやキャラクターというよりかは、そういったワードの部分が一番大きかったですね。戯曲がわりと抽象的でどうにでもできるというかたちになっていたので、だからこそ自分の世界観にしやすかったということもあります。

―次はこういう風にしたいという点はありますか。

 前できなかったことをやりたいです。ミリタリー調だった色味も変えていきたいなと思っていて。前回はビジュアルを大事にしていたけれど、もうちょっとアクティブに、暴れてみてもいいんじゃないかな。違う空間の使い方をしたい。自分の演出の振れ幅をみせるというのも野心としてあります。

P1020139.JPG

2020初夏シーズンのゲストクリエイター(左端がTERU氏)

 

―同じ人が同じ作品を何度もやるというのが「演り人知らズ」の醍醐味でもあります。

 

 前回を観た人は記憶に残しながらまた観に来てくれると思うので、衝撃を与えたいですね。

 
TERU

なんだかんだクレイジー

劇作、演出。名古屋拠点に活動。第四回名古屋演劇杯にて#2『色即是空で無様なおまえ』が特別賞を受賞。"唯一無二"の世界観と評される作風。

 
公演概要

演り人知らズ

2020初夏シーズン

キズグチ

演出 TERU(なんだかんだクレイジー)

作 斜田章大(廃墟文藝部)

2020年

5.22fry-24sun

AHAアトリエ・ギャラリー

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※公演中止について

2020年4月10日付け愛知県緊急事態宣言を受けて、公共施設の休館延長や外出自粛要請などにより、創作活動を安定的に行えない状況であることから、2020初夏シーズン5月公演の製作を中止します。なお、6月公演については取扱検討とします。今後の情報をお待ちください。(2020年4月12日|製作総指揮 紺野ぶどう)

 
​キャスト

 

森夏音(19BOX)TERU(なんだかんだクレイジー)まとい

 
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